花とキミ*秋・冬
「‥嫉妬ね。」
「でも‥何で私と空哉くんに
嫉妬するのかな?
‥空哉くんが好きなの?!」
「‥はぁ。花菜、大丈夫か?」
「え‥うん。」
なんか、ため息つかれちゃったよ‥
「花菜姉ちゃーん!!」
後ろから、大きな声が聞こえて
パタパタと足音がした。
ペトって感じで、
私の足にくっついた子。
「柚ちゃん!!」
私と同じ様なピンク色の
ドレスを着ているけど、
可愛さが全く違う。
柚月(ユヅキ)ちゃん。
この子も、どこかのお嬢様で
2年前にパーティー会場で会った。
「花菜‥妹居たの?」
不思議そうに、柚ちゃんを
見つめる空哉くん。