花とキミ*秋・冬
「ううん‥
柚月ちゃんって言うんだけど、
2年前に会場で迷子になってたのを
助けたって言うのかな?」
「花菜も迷子助けたり出来るんだ?」
「出来るもん!!」
頬を膨らませる。
「花菜姉ちゃん‥だぁれ?」
私のドレスの裾をツンツンと
引っ張って柚ちゃんが聞いてきた。
「この人はね‥私の大切な人なの。」
私は、柚ちゃんの目線に
合わせるようにしゃがんだ。
「俺は‥海谷空哉って言うんだ。
よろしくな。」
「じゃあ、空哉兄ちゃんだね!!
わたしは柚月って言うの、
柚ってよんでね!!」
あぁ〜柚ちゃん、可愛らしい。