花とキミ*秋・冬
今日は、絶対疲れる。
そう確信した俺はため息をついた。
「あ、花菜ちゃん早くー!!」
いつの間にかクラスの近くまで来ていて
須田が中から花菜を呼んでいた。
「あ、ナツちゃん!!」
パタパタと駆けていった花菜の後ろ姿に
またため息が出た。
「‥始まる前から、お疲れ様。」
藍沢は俺にそう言って
花菜の後ろを追いかけた。
「はい、これ当番表。」
教室に入ると須田から当番表とやらを
渡された。
お前は文化祭実行委員かってくらい
文化祭の準備からクラスを仕切っていた。
ちゃんと指示も的確だったから
問題は無かったんだけどな。