花とキミ*秋・冬
後ろから聞こえた声に素早く
振り向いた花菜はそいつに抱きついた。
「おはよう、花菜。
海谷もおはよう。」
「おぅ‥」
何だかんだ、藍沢には絶対勝てない
気がするのは気のせいか。
「璃菜、楽しみだね!!
璃菜も一緒に回ろうね〜♪」
いや‥‥
やっぱり、気のせいじゃない。
「私はいいけど‥海谷と2人で
回らなくていいの?」
藍沢は、俺の方をチラッと見た。
「え?6人で回るんじゃないの?」
不思議そうに、
俺と藍沢を見比べる花菜。
6人って‥‥
雷哉と井口と須田もか‥‥
あいつも、何だかんだうるさいしな。