花とキミ*秋・冬
「‥雷哉、午前にしろよ。
藍沢が言ったらやる気出んだろ。
俺は、午後しか働かないから。」
「ふーん‥それでもいいよ、あたしは。」
須田にしては、やけに素直だな。
「じゃ‥そういうことで。」
「だったら‥
早速メイド服用意しなきゃ♪」
―――はぁ?
思わず立ち止まった。
「‥須田?」
「海谷‥どうかしたの?」
ニッコリ、須田は振り向いた。
「そのままで‥」
「ん?なぁに?」
こいつ‥‥性格悪すぎるだろ。
「あの‥当番表のままでいいから、
メイド服は、やめてくれ。」
「あら、そう?
海谷がそんなに働きたいんだったら
別にいいけど♪」
こいつは悪魔だ。
そう思った瞬間だった。