花とキミ*秋・冬
諦めて、話した。
「だって、璃菜ちゃん働いてるからさ?
1人で回るの寂しいし?」
「あっそ‥」
調理場の奴に、ケーキセット1つ
と言ってまた、
もと来た道を引き返した。
「空哉、冷たーい‥」
今、お前に
優しくしてる余裕なんかねぇんだよ。
心の中で答えた。
「空哉、嫉妬もほどほどにね〜」
余計なお世話だよ、雷哉のくせに。
『空哉くん‥一緒に回れないね。
でも、午後の前半は頑張ろうね!!』
須田に連れていかれる間際に
花菜が言った言葉を思い出した‥
俺、重症だな‥変態かよ。
フッと笑って、注文を取りに行った。