小さなsecretary
そのまま隣の秘書課に行くと月乃さんは書類を取りに奥に行ってしまった
私はソファーに座り大人しく待っている
はっきり言ってさっきのきまずい雰囲気はきになる…
けど一社員の私にどうこうできる話じゃないだろうし、今は聞かなかったことにしよう!
「千歳ちゃんごめんね、待たせちゃって」
「いえ!」
いつの間にか月乃さんが書類を抱えて戻ってきていた
「これが契約書よ、ここに名前とか住所とか書いてもらえるかしら?」
「はいっ」
契約書を受け取り書き始める
書くところを埋め最後に印鑑を押した
「これで千歳ちゃんは正式にわが社の秘書課ね」
「若干強引なところもありましたけどね」
「まぁそこは気にしない気にしなーい」
流しましたね月乃さん…
まぁこの会社に入れたのも奇跡に近いし秘書なんてなかなかできないしいい経験になるかな?
「月乃さん!これからよろしくお願いします!」
「まかせて!あたしがしっかり教えてあげる☆」
パチッとウィンクをかました月乃さん
男だったらイチコロですよ…