小さなsecretary
「じゃあまず基本的なところから…」
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「疲れたぁぁー」
「お疲れさま」
私は食堂のテーブルに突っ伏した
向かい側には雅さん
そう、やっと昼休みですよ…
あのあと月乃さんにみっちり叩き込まれぼろぼろの私
お茶の淹れ方から出し方、おまけに社長の好みまで…
ちなみに社長はブラックコーヒーが好きらしい…
じゃなくて!とにかく午前中だけでも疲れた
「雅さん…私たちとっても目立ってませんか…?」
さっきから視線が痛い
「そりゃあそうだよ、いきなり現れた新人社員がいきなり秘書課に配属…目立っちゃうのはしょうがないかもね…」
そんなぁーー
「ところで社長とはどんな関係?」
「関係も何も初対面です!」
私がそう言うと雅さんは驚いた顔をした