気ままに生きる

ピリオドは“三度目の正直”

 PINK CLOUDのスタジオ盤としてのラストアルバムのレコーディングが始まったのは、ソロアルバム「eyeless sight」の後だったと思う。PINK CLOUDとしての活動は、もうほとんどしていなかったしね。それで最後に「the period」ってアルバムを作ろうってことになった。

 タイトルはCharが決めたんだ。だけど「the period」ってタイトルは、俺は好きじゃなかった。東芝EMIからPINK CLOUDで「aLive」を出した時にも、その時が“period”だと思っていたし、その後の「INDEX」でも“period”だと思っていたからね。わざわざ“period”ってつけることもないと俺は思ったんだ。アルバム「the period」は“三度目の正直”だね。

 このアルバムにはジャム・セッションが1曲おきに入っているけど、それは横浜ランドマークのスタジオで3人で自由気ままにジャムをして何時間も録ったものなんだ。この時のジャムは面白かったから、あとで録った音を聴かせてって言ったよ。結局聴けなかったけどね。

 でもアルバムにはジャム・セッションの1/10くらい入っていたかな。良かったよ。もうちょっと聴きたかったくらい。このジャムのところはCharが入れる部分を決めたと思うよ。
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