COLORS~Clear~
お茶って。


―血で、点てるんだろうか?


思わず、呼吸さえ忘れてしまいそうになる程。
その、流れるような一連の動きに。
私は目を奪われた。


なんて綺麗に。


―お茶を点てるんだろう…


きっと彼は、血筋なんて簡単に、ひとくくりにされたくはないだろうけど。

あまりの手さばきに、そう思わずにはいられなかった。

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