COLORS~Clear~
彼、霧島クンは、そんな私に。


「まだまだ未熟な僕でよければ」


今度は少し、大人っぽい笑顔を見せて。


「オススメのお茶菓子も用意してあるので」


一体、どっちが彼の、ほんとの表情(カオ)なのか…。


「行こう。お姉ちゃん」


私は沙奈に手を引かれ。


「…ん。ありがとう」


茶室へと向かった。

彼の気配を。
背中に感じながら…。

< 36 / 328 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop