甘い誓いのくちづけを
「知ってますか?待ち合わせ場所でも、レストランに行っても、理人さんは女の子達から見られてるんですよ!ちょっとの時間だけでもそれだけ注目されるなら、会社ではもっと注目されてるに決まってるじゃないですか!だから……」


勝手に変な想像をしている自分自身に、心底呆れてしまう。


だけど…


あたしの知らないところで理人さんを見つめる女性がいるのは、きっと間違いなくて…。


彼がどんなにあたしを好きだと言ってくれても、会えない時間にはそんな事を考えて…。


どうしたって、不安でいっぱいになってしまう。


子どもみたいな嫉妬をする自分に呆れても、それはいつだって心の中で燻っている。


自分の事をバカみたいだって思っているのは、自分(アタシ)の方だ。


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