金持ち女VS貧乏男
通りに面した南向き
前面ガラス張り、店内いっぱいに婦人服やアクセサリー類が見える。

ここが私の店。


ガラス製のドアを開けて中へ入ると適度に暖房が効いている。


『あ!おはようございま~す』


元気な挨拶だけが取り柄のバイトの美和ちゃん。

『おはよう。お掃除終わった?』


『はい!終わりました』

あ、そうそうもう1つ。

この美和ちゃん、綺麗好きとゆう店には欠かせないとゆう取り柄もある。


『お疲れ様』


そう一声かけて私は自分のジャケットを掛けに、スタッフルームへ重い足取りで向かった・・・
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