千尋くん、千尋くん








「可愛い奴」



「………///」





なんなの、なんなのこれは。





こんな胸キュンな千尋くん。




日々苦労してる(?)あたしへのご褒美?









「あ、あのねっ……」




「ん」














ダダダダッ! ドガッ! ダダダッ!!









その時、千尋くんの部屋の外、廊下辺りからただ事じゃない物音が聞こえて……。






バンッ! 千尋くんの部屋の扉が、勢いよく開かれた。









「千尋、大変だ……っ! 玄関に女の子の靴が……」







「………え?」




「あ、」





「……………」







< 164 / 397 >

この作品をシェア

pagetop