レンタル彼氏 Ⅰ【完結】
ほら、彼女の前でだけ赤ちゃん言葉になる奴いるじゃん。
まさにゆうにゃん…、いや、雄三郎はこれ。
名前もそうだけど、見た目もいかつくて、チンピラにしか見えない彼がゆうにゃん。
本当、夢なんてなくすよ。
この職業。
男なんてアホらしくなる。
「もしもし、美佳ちゃん、電話遅いよ!」
「ごめんごめん、お出かけしてて気付かなかった」
「どうせ、男だろー?」
「はは、何言ってんの?ゆうにゃんだけじゃん」
「じゃあ、美佳ちゃん、俺のこと好き?」
「…好きだよ」
「ふふ、俺も好き」
好きって。
なんだろう。
毎日、擬似恋愛をしていく内にわからなくなっていた。
電話を切ってから、私はまたメールが来てることに気付く。
…誰だよ、もう。
そう、思いながらカチカチと押すと相手は社長だった。
「げ、社長」
口から本音がもれる。
誰も聞いてないくせに、咄嗟に口を塞ぐ。
なぜか、あの社長なら聞いていそうな気がする。
まさにゆうにゃん…、いや、雄三郎はこれ。
名前もそうだけど、見た目もいかつくて、チンピラにしか見えない彼がゆうにゃん。
本当、夢なんてなくすよ。
この職業。
男なんてアホらしくなる。
「もしもし、美佳ちゃん、電話遅いよ!」
「ごめんごめん、お出かけしてて気付かなかった」
「どうせ、男だろー?」
「はは、何言ってんの?ゆうにゃんだけじゃん」
「じゃあ、美佳ちゃん、俺のこと好き?」
「…好きだよ」
「ふふ、俺も好き」
好きって。
なんだろう。
毎日、擬似恋愛をしていく内にわからなくなっていた。
電話を切ってから、私はまたメールが来てることに気付く。
…誰だよ、もう。
そう、思いながらカチカチと押すと相手は社長だった。
「げ、社長」
口から本音がもれる。
誰も聞いてないくせに、咄嗟に口を塞ぐ。
なぜか、あの社長なら聞いていそうな気がする。