黄緑絵の具
『そうしたらみんな、本当の家族になる』
そんなことしなくても、僕等は家族だ。
だけどあえて口にはださなかった。
『もしその子がベリアルに惚れた検討するよ』
『絶対だぞ!
シュウとスグリの子なら、どれだけ美しい子になるか。
……今から楽しみだな』
本気にしているベリアルを見て、笑いがこみ上げてきた。
『ただいま~! カヨちゃん達来たよ!!』
スグリの後ろにアキラとカヨちゃんが見える。
『いらっしゃい。
お店閉めてくるね』
『我はスグリを手伝ってくる』
僕は店の灯りを落とし、戸締まりとレジのチェックを始めた。