ネクロフィリア【加筆執筆中】


ヤバイ。
見られた。


初めて誰かに見られた。


最近は頻度が増えて来てて、注意を怠っていた事もあるかもしれない。



告げ口されたら、困る。

おかしい、そんなレッテルを貼られてもう殺す事なんて出来なくなる。



こいつを、―――――――殺さなくちゃ。



「僕?どうしたの?塾帰り?」

「……あ、あ……」

「どうしたの?おいで?」

「あ……」



人通りのない公園。
街灯も少なくて、どんよりとした池が広がっている。

昼間は散歩する人などで溢れているけど、夜になると一転して誰も通りたがらない。


幽霊が出そうな場所。
誰か首を吊っててもおかしくない様な、背の伸びた木々。

そんな鬱蒼とした木々が、物々しい雰囲気を更に助長していた。


だからこそ、私はここを選んでいるのだけど。

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