ネクロフィリア【加筆執筆中】
そう言いながら、私は彼の腕にカッターをぴたりと当てた。
「や、や…め、あ……」
「ん?どうしたの?」
スッとその手を引くと、一直線に赤い線が浮かび上がる。
「ほら。赤いんだよ。私達の血って」
彼のその血を掬い取ると、笑顔で彼に見せた。
涙でぐちゃぐちゃの彼は、イヤイヤと首を振る。
「それじゃあ、もうオシマイにするね」
彼の頬に手を添えて、私は明るい口調でそう言った。
彼は一瞬、動きを止めると真意を確かめる様に私を見る。
私はニコニコと笑みを崩さずに、彼をただ見るだけ。
「……」
そう、オシマイ。
遊ぶのはオシマイ。
怖いのもオシマイ。
これで、オワリ。