死への救急搬送2
私はその方々のためにも可能な限りのことをしなくてはなりません。


家内を救えなかったのは救急隊員の知識不足や私の説明を聞かずに無視して独断で間違った判断を行い搬送したことでありますが、私には悔いが残っています。


家内を搬送した無能な救急隊員への説得を続けずにもっと早く警察に救助要請をすべきだったのではないか・・・


それでも時間は遅すぎたかもわかりません。


しかし悔いが残っているのです。


30分以内に搬送され1時間以内に手術が行われていたら助かっていたのではないか・・・


その時間には間に合わなかったかもしれませんが、どうしても悔しい思いが残っているのです。


最終的に手術が行われたのは5時間半以上経てからです。


絶望的な状況でした。
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