死への救急搬送2
私は2月中旬から下旬にかけて、もしも裁判になった場合に法廷証言をお願いしていた3名の方にこれまでの経過と私から裁判を起こすのを諦めた経緯と理由を説明しに行きました。


前述しているM市役所の課長と救助要請をした警察官の方と元消防に勤務していて救急隊経験者だった方の3人です。


1日に1人ずつお伺いをして話をし、裁判を起こすことは残念ながらできませんでしたが、法廷証言をしてくださる用意をしてくださった意志に感謝しお礼を述べました。


このころは家内に届いた年賀状に寒中見舞いを送り家内が亡くなったのを知らせた方々が家内の供養をしに来てくださっていました。


来られたみなさんがM市救急隊の搬送問題に驚き私が執筆した「死への救急搬送」を読んでくださりました。


救急隊は正義だと信じられる存在ではないと誰もが感じたようです。
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