死への救急搬送2
家内はマシュが座っているのを正面から写した写真を大きく引き伸ばして自分の枕元に置いていました。


家内は亡くなる数年前から何度も入退院を繰り返しましたが、家内はいつもマシュの写真を病院へ持って行き枕元に置いていました。


家内と私は彼女から希望をもらい楽しさをいただき本当にかわいく感じました。


大切な存在です。


家内が亡くなった枕元には最後まで家内を見届けるように彼女の写真がありました。


そして他の今まで一緒に過ごした猫ちゃんたちの写真と共に棺に入れ天に昇って行きました。




私はNHKのローカル放送局に亡き家内がマシュの写真を大切にしていたことなどを書き同時に家内が亡くなった搬送事故の経緯や家内の死後に組織防衛などで私が受けた不正義で不誠実な行為や経過も書きました。


そして採用されますようにと祈りながら家内がいつも置いてあったのと同じマシュの写真を同封しました。


心を込めて・・・
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