死への救急搬送2
現在の日本では先進諸国の救急医療体制よりも劣っているとはいえ救急救命士が救急隊のプロです。


先進諸国の救急医療体制や能力が優れているといっても救急要請をすると料金が必要だったり救急治療の費用が高く救急要請をできない人々がいる国もあるようです。


その点では日本は税金で運営されておりすぐに救急要請可能なのはよいことだと思います。


しかし疑問はあります。


現在ではほぼ十分な人数を救急隊に確保できるだけの救急救命士を消防は抱えながらも一般の消防士で僅か250時間の受講をしただけの救急隊員が何故いるのか?


何故救急救命士が救急隊勤務をせず消防士で、250時間の受講をしただけの即席救急隊員が救急業務をする必要があるのか?


正当な理由が見当たりません。


250時間というのは2か月間受講するだけです。


その受講さえも朝は6時に起床して休みには試験勉強をしなくてはならず苦痛であるというような内容のブログもありました。


そのような方々の救急勤務は大丈夫なのか信頼してよいのか?
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