君は僕の太陽



「あのな、花咲。俺、お前のことが・・好きだ」


悠貴は今までに見たことのないような真剣なまなざしで香織を見つめていた。






「は・・・・・は???」






「えっえっえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!」





香織の大声と同時に木々の陰から大量の鳥たちが飛びはなった。






「ダっ、ダっ・・・・ダメですよ。。。こんな私みたいなんかさえない人にそんなことを言っちゃ・・・」







パチっン!!






「いっ、痛いです。何をするんですか!」







「わりぃ。だけど、お前、自分を下に見すぎだぞ。


 俺にとってはどんなものよりも大切な存在だ。


  いつもみんなからは目立たないかもしれない。



   だけど、その裏では、花咲は頑張ってるよな。


    みんなのために、トイレの掃除をしたり、みんなが外に行ってて教室に誰もいな     いとき机・椅子の整頓。プリントの配布をしてるのを俺は知ってるよ。               

       そんな、人のためになんでもできる花咲が俺は好きなんだ。」
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