逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
するとしばらくして私を放す。
そして私の前髪に唇をおとす旬。
頬にも、瞼にも、耳たぶにも。
口づけの雨が降る。
おとされたところに、水溜まりができたようにそこだけがまるく、
熱くなる。
寒いはずなのに、
すごい熱い。
そして旬の唇が私のそれを捕らえようとした瞬間だった。
ピピピッ
機械的な音が聞こえた。
びくり、私達二人は動きを止めた。
「・・・私のケータイ」
「あぁ、出なよ。」
うっわ・・・、雰囲気ぶち壊した・・・。
・・・しかも相手郁斗かよ。
私は出るのを躊躇う。
「・・・誰?」
「郁斗。」
「じゃあいい。」
そう言うと旬は私の顔に近づく。
ええええっ!?
ふ、不意打ち!
私は避けた。
するとすごく不機嫌そうな顔をされた。
「また、今度!
ご飯食べる時間なくなるし、
作業もできなくなるし、ね!」
私は立ち上がった。
旬はしぶったけど、仕方ねぇ、と立ち上がった。
そして自然と絡められた私の左手と旬の右手に少しドキッとした。
「・・・いこうぜ」
そう言って歩きだした。
「ま、80%くらいはチャージできたかな」
旬はニヤリと笑った。
「・・・私は100%だよ・・・」
私は旬の言葉に少し呆れてしまった。