逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
みり・・・って・・・?えっ!?
私のこと、呼んだ!?
え、何、何?
寝てるんだよね?うん、寝てる。
私・・・なのかな。
私の名前、呼んだのかな。
ドキン、ドキン・・・
そんな風に心臓が暴れる。
そして自然に言葉が溢れた。
「・・・好き」
私の声は空気に溶け込む。
そして、私の耳にだけ入って消える。
すると、その瞬間だった。
旬が徐々に瞳を開いた。
ビクッ・・・!
私の肩は大きく揺れた。
お、起きちゃった・・・。
「・・・んん・・・」
わわ、寝ぼけてる旬、貴重・・・!
旬は目をこする。
そして、
「うわ」
旬は声を上げた。
「・・・いつからいた?」
旬は小さな掠れた声で言った。
「三分くらい前?」
よ、よかった。
さっきの言葉は聞こえなかったみたいだ。
「・・・まじ?」
「うん」
「うわ、まじでごめん。
俺が呼んだのに・・・」
旬は前髪をかき上げてくしゃくしゃと掻きむしった。
「ううん、大丈夫。」
「・・・」
「・・・」
そして沈黙。
「・・・チャージ」
5秒後、急にわけのわからない言葉を発したのは旬だった。
「え?」
私は聞き返した。
なに、急に。
チャージって。
充電のこと?
「・・・疲れた。
俺、お前不足なんだけど」
そう言うと旬は私をまっすぐに見た。
ドキン、私の心臓が鳴る。
不足?
「・・・お前に会ってなかったし」
旬は小さく言う。
「・・・」
何それ、超キュン言葉じゃん。
「・・・私も、旬に会えなくて・・・
辛かったよ・・・。」
私もボソボソと返した。
「・・・顔、真っ赤。
可愛い。」
そう言うと私は温もりに包まれた。
ああ、抱きしめてくれてる。
私は瞳を閉じた。
ああ、心臓が・・・壊れる。
聴こえないかな、旬に私の心臓の音。