逆ハーモデル〜美少女×4人のイケメン!?〜
「・・・!」
私はその子を見て思わず息をのんだ。
「・・・普通科の高校から転入してきました、
篠原羽美です。
よろしくー」
キラッと真っ白な歯を見せて笑い、
ピースしながら言うのは・・・。
昨日の人・・・?
あの細い足、
ショートの傷んでいない金髪。
今はサングラスかけてないけど・・・、
昨日の人だってわかる。
昨日は女の人、
という印象があったけど、
今は普通に女の子、って感じだ。
あれ、でも昨日会っただけじゃない気がする・・・。
何度も会った気がする。
名前も絶対に聞いたことある。
うーん・・・?
私は記憶の引き出しを探る。
「う、うそ!」
「羽美じゃん!え?あの読モの!?」
「え!?何で!?」
クラスがざわめき始めた。
う、み・・・。羽美・・・。
読モ・・・。
「・・・あぁ。」
思い出した。
売り上げNo.1のティーン向け雑誌の読者モデル、
篠原羽実だ。
「えーと、
将来モデルの仕事を本格的にしたいので、
勉強するために来ました。」
そんな風に軽ーく紹介をする。
席を適当に先生に促され、
そこに座り、
授業を開始した。
隣になった子はきゃあきゃあ騒いでいた。
・・・うるっさい。
・・・授業聞こえないんだけど・・・。
私は授業中のざわつきにすごくイライラしながらも、
先生の言う言葉をメモした。
休み時間になり、
篠原羽美ファンが篠原羽美に集まる。
私はその傍ら篠原羽美の情報をネットで調べていた。
身長170cm
誕生日9月8日
AB型
15歳の頃に、
現在読者モデルとして活躍している雑誌の読モグランプリに応募。
見事グランプリを受賞し、現在に至る・・・っと。
私は指でスクロールをしながら篠原羽美をチラリと見た。
・・・可愛い子。
ギャルっぽくてハチャメチャ、って感じ。
私とは違うなー・・・。
なんてぼんやり考える。
私は大人なクールな感じを目指してる。
そして黒髪を背中の真ん中くらいまで伸ばしたストレート。
対照的な雰囲気だー。