その女、最強総長【完】



あっ………雪だ。



珍しく今日は雪が降らないなあと窓の外を見ていると等々降ってしまった。



本来なら嬉しい筈のホワイトクリスマス。


どうやら今年のクリスマスは一人ぼっちになる予感。

既に11時を過ぎていた。



今頃彼は何をしているんだろうと、考えた。



そして今更ながら後悔した。



何故
あの時彼をひき止めなかったのか。


何故
話す事が出来なかったんだろうか。



全部今更すぎた。



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