あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。【完】
◆ある日の放課後に!?



あれから2日。


いつも通りに私たちは


生活している。


なんか色々あったけど、

やっと何もなくなったし

土日の一泊旅行のこと


でも考えよー♪


って最近授業中は


そんなことばっか///


ふぁ~、7時10分。


そろそろ朝ご飯でも


食べるかっ!


よし、準備OK。


下に降りる


「おはよー」


お父さんはもう仕事に


行っていて、


キッチンにはお母さん


が立っている。


「あら、充はー?」


「知らなーい」


私はオレンジジュースを

コップに入れながら言う

「…じゃ、ないでしょ。


起こしてきて!」


ちぇ、言うの読まれてたか


「はぁーい」


もう、めんどくさいなぁ

「お兄ちゃん!?


早く起きて。」


ドアを叩きながら言う


…が反応なし。


「はぁ」


ドアをバンっと開ける


ほんと、勇輝も梨央ちゃんも

こんなお兄ちゃんの


どこがいいんだろうね?


ベッドから半分


落ち掛かっていびきを


かきながら寝ている


兄を見ながらしみじみ思う


そりゃ、顔はー


まあ。ねっ?


そこらの人よりかは


ましだと思うけど、


兄弟だからかなぁ?


年離れてるから


学校が被るってことも


ないしね。


でも、正統派王子ぃ?

「早く起きてよ!


私が遅刻しちゃうって」

と怒鳴る。


「んー?眠…


て、うわぁ!百合!?」


お兄ちゃんはバッと


起きた


初めから起きろっつの

「私降りるからねー」









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