東京+ラブクラフト








私は ボロボロ 泣いた ―――









「 …だ〜か〜ら〜 泣かないのぉ〜 」



「 だっ だって!!
ミコさん何も悪くないじゃないスか! 」



「 ふふ〜ん
それはそれとして〜

んでも、アタシなりにオシゴト
プロとして頑張ったつもりダヨ?



んでね?


―… ユタカとこの度
付き合うコトになりましたぁ 」





「 ――――― マジすか?! 」



「 マジマジ…さっき、告られちゃった♪ 」



「 おめでとうございます!! 」



「 ありがと♪ 」




「 ―― え… でもそしたら
余計ここ出るコトないんじゃ… 」



「 ん〜ん!ダメダメ

ここはかなり自由だけど
鉄のオキテが三つあって



1、ドラッグには手を出さない!
2、酒、煙草はハタチから!
3、ここをホテル代わりに使うな!


… あらためて言ってみると
当たり前のハナシなのねコレ…


まぁそんなヨユーあったら自立しろって
もっともな条令で〜




―― だから
出て行かなきゃいけないの

いま女子がいないのは、そういう理由〜 」




「 … そ… そうだったんだ… 」






< 217 / 369 >

この作品をシェア

pagetop