スーパーニート★パラダイス
本道と側道の分かれ道に差し掛かってもうすぐ到着だという所で、目の前の池と柳の木が視界に飛び込んできた。

多喜也は柳の木の横で白く光る物体を目にし、ふと足を止める。

しかしそれがユーレイなんて事はなく、ジュースとタバコの自動販売機である事を長年暮らしている多喜也は知っていた。

そういえば丁度タバコが残り2本だったと気付いた多喜也は柳の木に…正確には柳の木の隣へと近づいていく。
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