お星様に願い事

「…大丈夫?」

「ん…」


お化け屋敷出口付近のベンチにぐったりする星夜
お化けの仕掛けごとに良い反応をしてたからね…


「えっと…ごめんね?嫌がってたのに…」


まさか、ここまでぐったりなると思わなかった


「ううん。僕こそ情けない彼氏でごめんね…?」


疲れた笑顔で言う星夜
うぅ…罪悪感が…


「僕、ここで待ってるから何か乗ってきてもいいよ?」


亜樹達はさっさと次の乗り物に行ってしまった
でも、私は…


「星夜が動けるまでここにいる。それで、動けるようになったらココ行こ?」


っと言いながら
星夜に遊園地のマップを見せる


「プラネタリウム?」

「ん」


実はさっき、亜樹に提案したら脚下された


「美空らしいね。いいよ行こう」


でも、星夜は笑顔で了承してくれた



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