ホームレスな御曹司…!?
「えーっと、さっきの質問」
「あ…。凛と飲んでた事は覚えてます。あの、凛のお知り合いですか?」
「どうやら飲んでた事実は確かでも、飲んだ後の記憶は定かじゃないようだな」
「まぁ…そうですか、ね」
「じゃ、店を出てからの話。オマエは泥酔、路上で寝っ転がっていたオマエをどうにもできずに困り果ててた凛に、偶然通りかかったオレが声をかけた」
「えっ!!ただの通りすがりの方ですか!?」
「まぁ、そうなるな」
「ご、ごめんなさいっ!!」
「リバースの連発でタクシーに乗せる事もできず、オレがおぶってここまで運んだ」
「す、すみませんっ!!」
あぁ…。
穴があったら入りたいっ!!
あたし重いしっ!てゆーか、この人の匂いは、あたしのせいだしっ!
さっきから何て失礼な心の叫びを繰り返しちゃってたの!?
匂いって、あたしのリバースのせいじゃないっ!
それをゴミ臭いだなんて非礼の数々、何とお詫びしたら良いやら…!
「あ…。凛と飲んでた事は覚えてます。あの、凛のお知り合いですか?」
「どうやら飲んでた事実は確かでも、飲んだ後の記憶は定かじゃないようだな」
「まぁ…そうですか、ね」
「じゃ、店を出てからの話。オマエは泥酔、路上で寝っ転がっていたオマエをどうにもできずに困り果ててた凛に、偶然通りかかったオレが声をかけた」
「えっ!!ただの通りすがりの方ですか!?」
「まぁ、そうなるな」
「ご、ごめんなさいっ!!」
「リバースの連発でタクシーに乗せる事もできず、オレがおぶってここまで運んだ」
「す、すみませんっ!!」
あぁ…。
穴があったら入りたいっ!!
あたし重いしっ!てゆーか、この人の匂いは、あたしのせいだしっ!
さっきから何て失礼な心の叫びを繰り返しちゃってたの!?
匂いって、あたしのリバースのせいじゃないっ!
それをゴミ臭いだなんて非礼の数々、何とお詫びしたら良いやら…!