ホームレスな御曹司…!?
着いた先は、あの公園。
茅原さんはあたしの手を取り、公園奥のホームレスの家が並ぶ一帯まで、ゆっくり歩いてく。
目印の一本の木。
そこにあったはずの段ボールとビニールシートは、跡形もなく消えていた。
「チカブミ、さん…」
「お、いつかのネエちゃん」
「ヤスさん!あの、チカブミさんは…?」
「あぁ、トキちゃんな。なんでも欲しい物があるとか言ってな、元の生活に戻って仕切り直したいとか言ってたなぁ。急に脱ホームレス宣言して、フラッとどこかへ行っちまったよ」
どこかへ…って、どこ?
「茅原さん!チカブミさんはどこ?ねぇ、知ってるんでしょ?」
「うん、知ってる」
「教えてっ」
「ボクの彼女である知香ちゃんがトキヤを知りたい理由って、何?」
「それは…」
それは…答えは、鍵をかけた心の引き出しの奥にある、あたしだけの秘密。
あけちゃ、ダメ。
ダメ…溢れないで…っ!
茅原さんはあたしの手を取り、公園奥のホームレスの家が並ぶ一帯まで、ゆっくり歩いてく。
目印の一本の木。
そこにあったはずの段ボールとビニールシートは、跡形もなく消えていた。
「チカブミ、さん…」
「お、いつかのネエちゃん」
「ヤスさん!あの、チカブミさんは…?」
「あぁ、トキちゃんな。なんでも欲しい物があるとか言ってな、元の生活に戻って仕切り直したいとか言ってたなぁ。急に脱ホームレス宣言して、フラッとどこかへ行っちまったよ」
どこかへ…って、どこ?
「茅原さん!チカブミさんはどこ?ねぇ、知ってるんでしょ?」
「うん、知ってる」
「教えてっ」
「ボクの彼女である知香ちゃんがトキヤを知りたい理由って、何?」
「それは…」
それは…答えは、鍵をかけた心の引き出しの奥にある、あたしだけの秘密。
あけちゃ、ダメ。
ダメ…溢れないで…っ!