君にゾッコン!
練習は早速始まった。

パーカッションは3年生の人数が多い。

6人もいる。でもそのうち3人は幽霊部員で。コンクールにもでないらしい。

そして2年生は宮田先輩だけ。

そして1年が…私。


パートリーダーは副部長でもある宮田先輩。


「怜奈ちゃん、私のことななか先輩ってよんでね!宮田じゃ固いでしょ」

「わかりました!」

宮田先輩がこんなに近くにいる!

ゾクっとする。




1ヶ月後

私は基礎練習を完璧にこなせるようになった。

ななか先輩にもほめてもらえた。

私はコンクールにはでないけど、隠れてななか先輩のパートを練習してみたりした。

そしたらななか先輩のパートまるっきり覚えちゃった(笑)

毎日が充実していて速い。

きらきらしている。


そういえばななか先輩に彼氏ができたらしい。

結城先輩。サッカー部のキャプテン。2年生なのに。すごい。

すごくお似合いだよね。

ななか先輩はものすごくかわいいし。

ななか先輩はものすごく私をかわいがってくれる。

そのせいで結城先輩も毎日私を

「お~怜奈ちゃん!部活がんばれよ!」

といってくれる。


2ヶ月後

時が過ぎるのは本当にあっという間だ。

こわいほどに。

コンクールまであと一カ月。

三ヶ月後

コンクールで金賞は取れなかった。

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