君にゾッコン!
オーディション当日。

部屋によばれる。

「怜奈ちゃん」

「はい」

正直パーカッション意外どうでもよかった。

他の楽器はなにも考えずに吹いた。

「次これ」

先生がそういった。

そしたら宮田先輩がスネアドラムをもってきた。

宮田先輩は私の耳元で

「怜奈ちゃん。ファイト」

とささやいた。





スネアドラムもたたきおわった。

その場でパートの紹介があった。

「パーカッション」


先生が言った。

「はい。」

と宮田先輩。

「怜奈ちゃん」

「…はいッ!」

喜びにみちあふれた顔でそうこたえた。
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