シークレット
小さいころから、絵を見ることが好きだったわたし。


お父さんの影響か、休日はよく美術館に絵を見に行ったりした。

絵を描くのはべらぼーにダメだったか、見ることはそれに比例するくらい、いや、もっと好きだった。





アニメが作られる過程を始めて知ったとき、体が震えるくらい感動した。


あれも、わたしの好きな絵で、それが動いている。



それを気にだんだんとアニメにはまり、中学二年生で、ついにポスターやフィギュア、ゲームを買うようになった。





別に、立派なひとつの趣味だと思う。

だけど、わたしはどうしてもこのことを、他の人に公表することができなかった。



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