赤い狼と黒い兎Ⅱ
「俺ら?みんなの正義のヒーローよ?」
「ああ?…ヒーローだぁ?ははっ、ガキが笑わせんじゃねぇよ?」
ここで先頭に出たのはこの中でもイチバン短気な深子だった。
「オッサン?そのガキ、…ナメてんじゃねぇぞ?」
「ハッ!ガキは帰って大人しく寝てな!!」
深子はオッサンの拳を軽々と交わして、鳩尾と顔面を殴った。
うわぁ〜…今の、ぜってぇあばら骨折れたろ…?
『キキ…やり過ぎだぜ?』
「オッサンに手加減なんかする必要ねーし」
…いや、オッサンだから手加減してやれ?