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ショッピングモールなのにドアが付いているその店は入った瞬間に異空間に来たように感じた

YAMATOさんが入った瞬間に店員さんは気づいて、ドアの鍵を閉めて私たちの貸し切りになってしまった



「お久しぶりです、YAMATO様」

店員さんは近づいてきて

何も言っていないのに何着かの服をYAMATOさんの前に並べ出した

「新着のものです」

そう言うと私の方へ目をむけた

私は目を合いたくないと他のところを見る

すると

「何か気になるものがありましたら
　お手にお取りください」

と声をかけられた

「は…はいっ」
そわそわしながらも返事をする

「真矢ちゃん、俺に合いそうなの見つけてよ」

YAMATOさんのその声に強く頷き
無駄に広い店内を歩き回った

YAMATOさんは黒って感じかな…

さっきYAMATOさんを見ていても
ダーク系見ていたしね