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そんな私を無視するかのように
車を駐車場に停めてサングラスをかけたYAMATOさん
「サングラスかけて、
帽子もかぶって」
そう真剣そうに言われて渡された
「俺の知り合いのいる店だけ行くから大丈夫」
そう言われて、その言葉に何と無く信用してしまった
「絶対に迷惑かけないようにするから」
そう言われて、私は迷惑でも良いけれど
YAMATOさんに迷惑かけたくないんだと思った
きっとそんなことに気づいていないYAMATOさんはさっさと車からおりてしまった
慌てて車からおり追いかけると
笑っているYAMATOさんがいて
さっきの車での真剣さはどこに行ってしまったのだろうかと思えた
「俺ね、最近服買ってないから買うね」
そう言うと高そうな男性用の服屋さんに入った