聖石戦隊 キラレンジャー
「命をかけて守るって、案外できるものだね・・・。ちゃんと、私の分も生きて・・・ね」

蛍の僅かな意識が失われてしまう。

消えないでくれ、手を握る力が強まる。

しかし、蛍の生命は、途絶えてしまった。

サキュバスが彼女を押さえていた手を上に掲げる。

「綺麗!」

パワーストーンは、きらきら煌めいていた。

哲平は、そっと蛍の両手を重ねてやる。

言い表せない怒りが哲平を突き動かす。
しかし髪を振り回しブラックナイトを飛ばしてきた。敵に近付く前に、ふたりで倒れる。

「今日はこの辺にしておきましょうか、インキュバス」

「そうだな。この程度なら、またいつでも奪うことができる・・・」

悪魔は手をつなぐ。

「ああ、そうだ、いいことを教えてあげよう。
君たちのパワーストーン5つ、こちらの6つ、それにこの真岡くんの1つ・・・揃ったようだよ」

「もう探しまわらなくて済むわね、うふふ」

そう言って、消えた。

残されたのは、無力に震えるキラレンジャー、ブラックナイトと、もう永遠に動かない真岡蛍。



   *      *      *


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