黒縁メガネ男子に恋してる

「ひざ、大丈夫か?」


「え?」


「あざ」


智哉があたしのひざを指差す。


「あぁ……、ちょっと痛いけど、へーき」


智哉、ホント、よく見てるよね。


今、あたしがしゃがんだから、あざが目に入ったんだろうけど……。


あーぁ。


そんなことより、マ・ラ・ソ・ン。


ゆううつーーーっ。


もう、どう考えても、罰ゲームは避けられないよね。

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