夕日塔の約束
コンクールだって何度も優勝してるし、学力の方もトップクラスの稚鶴には……敵いません。
「私も絵上手くなりたいよ。ちょっと才能分けてよ稚鶴」
ふて腐れる私を見て、苦笑いを浮かべる学級委員長様。
「なーに言ってるの!夕穂は運動神経がいいじゃないの」
ウッ………確かに私は、体育の成績は稚鶴よりいい。
テニス部のレギュラーにだって選ばれて、いつも成績表は4か5だ。
「でもどうせならって言ったら何だけど、私も頭良く生まれたかった……」
アレ?話、美術力から勉強能力にズレてる?
まあ……別にいっか。
「私も絵上手くなりたいよ。ちょっと才能分けてよ稚鶴」
ふて腐れる私を見て、苦笑いを浮かべる学級委員長様。
「なーに言ってるの!夕穂は運動神経がいいじゃないの」
ウッ………確かに私は、体育の成績は稚鶴よりいい。
テニス部のレギュラーにだって選ばれて、いつも成績表は4か5だ。
「でもどうせならって言ったら何だけど、私も頭良く生まれたかった……」
アレ?話、美術力から勉強能力にズレてる?
まあ……別にいっか。