モテヤンキーにコクられて
「まー、でも確かにイケメンだよねぇ。美桜ちゃん、頑張ってね。ライバル多いから」



先輩はフフッと笑って、そのまま部活の片付けに行ってしまった。




ラ……ライバルが多い!?



そうだよね……あんなにカッコいいんだもん。



「サナ……柴田先輩って、やっぱコクられまくりなのかな」



あたしは心配になって、サナに聞いてみた。




「うーん……少なくとも、2年の先輩とかウチらと同じ学年の子で、好意を寄せてる人はたくさんいるよ?」




「ウソーッ!! やっぱりそうなんだ!?」



ショック!





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