モテヤンキーにコクられて
「柴田、やるな~。なに、この子って同じ学校の子?」
「知らねーよ……」
柴田先輩は鬱陶しそうにあたしをニラんでくる。
う……わ、どうしよう。
あたし……マズいことしちゃった?
こんなことなら、もっとアピールしてからコクるんだった。
とにかく……今日……持ってきた、あたしの連絡先や柴田先輩への想いをしたためた手紙を渡して帰ろう。
そんなとき、あたしたちのやり取りを見たブラバンの先輩たちが少しずつ集まってくる。
「えー、なになに? 柴田くんがコクられてるの? わ~、かわいい子」
えっ、かわいい!? ホントに!?
女の先輩のその言葉で、あたしの気が大きくなった。
「知らねーよ……」
柴田先輩は鬱陶しそうにあたしをニラんでくる。
う……わ、どうしよう。
あたし……マズいことしちゃった?
こんなことなら、もっとアピールしてからコクるんだった。
とにかく……今日……持ってきた、あたしの連絡先や柴田先輩への想いをしたためた手紙を渡して帰ろう。
そんなとき、あたしたちのやり取りを見たブラバンの先輩たちが少しずつ集まってくる。
「えー、なになに? 柴田くんがコクられてるの? わ~、かわいい子」
えっ、かわいい!? ホントに!?
女の先輩のその言葉で、あたしの気が大きくなった。