LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
これからまた一緒に居れるなら、俺だけをもっともっと惚れて貰えるように頑張るから。



「海斗は…悪くないよ。私こそ、ごめんなさ――…」



「海斗!そして、成美ちゃん?」



「え…?」



…クソババア…;;

良い雰囲気のところに、ズカズカと現れるなよ。

一旦、帰ってくれ。

…お願いだから帰れ!



「私、海斗の母です」



「あ…あ、お母さん…ですか…」



呑気な母親は、俺の気も知らずに、成美と固い握手を交わす。

帰るつもりは、全くなさそうだ。

余計な事、喋るんじゃねぇぞ…。




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