LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
「成美ちゃん、俺のせいでごめんね?」



「大丈夫ですよ。あの人、笑って出迎えれば喜ぶし、注意しておけば」



「わかった」



たった1人の店員の第一印象で、お店の良し悪しが決まるのも嫌だけど、それが現実。

仕方がない事。

けど、それをちゃんとすれば、良いお店が出来るんだ。

お茶を飲み、発注を再開。

もうすぐ13時。

やっと解放されるが、芽と下川さんは起きただろうか。

一緒にご飯、食べてるかな?

…いや、それはないか。

芽は私よりも、かなり根深いし。

喧嘩して、勝てるような男ではない。




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