LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
「あの子がバイトを続けたのは、確実に海斗さんの連絡先を知る為でしょ?成美とナルミ。同じ名前なのに、ここまで違うとはね」



「結局、名前は名前。飾りって事だね」



「そうですか?誠之介さんは誠実じゃないですか!」



「そんな事ないって。誠実って言うのは、海斗さんや下川さんだよ」



「ナイナイ!」



…何で否定されなきゃならない。

母親や妹。

嫁ではなく、嫁の親友に何故だ。



「失礼だなー…芽;;」



「あら、ゴメンナサイネ」



…はぁ。

芽ちゃんて、ある意味、凄いよ。
< 411 / 538 >

この作品をシェア

pagetop