LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
芽ちゃんは鍵盤を出し、椅子に座ると、かえるの合唱を弾いた後、聴き慣れない曲を弾き始めた。
「何の曲?」
「え?中学の校歌。何故か弾けちゃうんですよ」
…何でだよ;;
普通、“何故か”で弾けちゃうわけねぇだろ;;
後8時間で新しい年が明けるというのに、知らぬ中学校の校歌を聴くとは。
しかも、何度も何度も繰り返し。
完全にハマってる芽ちゃんをほかって、キッチンカウンターに置いてた車のキーを持ち、家を出た。
そろそろ迎えに行く時間。
シフトに入ってるわけじゃない為、16時から17時までに来て欲しいと言われていた。
「何の曲?」
「え?中学の校歌。何故か弾けちゃうんですよ」
…何でだよ;;
普通、“何故か”で弾けちゃうわけねぇだろ;;
後8時間で新しい年が明けるというのに、知らぬ中学校の校歌を聴くとは。
しかも、何度も何度も繰り返し。
完全にハマってる芽ちゃんをほかって、キッチンカウンターに置いてた車のキーを持ち、家を出た。
そろそろ迎えに行く時間。
シフトに入ってるわけじゃない為、16時から17時までに来て欲しいと言われていた。