LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】
「香椎、頼んだからな」
「はい」
課長に肩を叩かれ、返事をしたが、気乗りはなかった。
俺は付き添い人と言っても、過言でもない。
ピュー…と、突風が入って来て、資料などが飛び舞う。
カタンッと音に振り返れば、社内の縁担ぎに乗せられて飾って居た成美とのツーショット写真が入った写真立てが倒れて居た。
他に飾ってるヤツらの写真立ては、何故か無事だ。
…何でだ…。
不思議に思いながらも、写真立てを直す。
これで成績があがるなんて、本当なんだろうか。
写真を見つめてると、微かにガラスが割れてる事に気付いた。
「はい」
課長に肩を叩かれ、返事をしたが、気乗りはなかった。
俺は付き添い人と言っても、過言でもない。
ピュー…と、突風が入って来て、資料などが飛び舞う。
カタンッと音に振り返れば、社内の縁担ぎに乗せられて飾って居た成美とのツーショット写真が入った写真立てが倒れて居た。
他に飾ってるヤツらの写真立ては、何故か無事だ。
…何でだ…。
不思議に思いながらも、写真立てを直す。
これで成績があがるなんて、本当なんだろうか。
写真を見つめてると、微かにガラスが割れてる事に気付いた。