桜星サンセット
季節は冬へと移り、中庭の桜は幹と枝だけになっていた。

それでもよく見ると、芽の様なものがちょこっと顔を出している。

あれ以来、私とコウスケの間で、好きとかオレもとかそんな甘い言葉は交わされないけれど、前とは少し違う感じがしてきている。

彼女と彼氏っぽくなったって言うのかな?

たかし君は相変わらずアンに、好き、とは言ってくれないらしい。

でもアンと一緒にいる時の様子で簡単に分かる。

微笑ましいカップルだ。

< 279 / 280 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop